こんにちは、トレーダーの皆さん!今日は、MetaTrader 4で利用できる「gpfTCPivotLimit」というトレーディングシステムについてお話しします。このシステムは、ピボットポイントを基にしたインジケーターを使って、日内のレベルからの反発を捉えるものです。
取引ルール
以下のルールに基づいて取引を行います:
- 時間足:H1の時間足で取引を行います。
- ピボット計算:当日の午前0時以降に、ピボット、抵抗レベル(Resist1, Resist2, Resist3)、サポートレベル(Support1, Support2, Support3)を計算します。
- 買いの条件:サポートレベル(Support(n))の1時間足(T-2)をテストし、(T-1)のロウソク足がこのレベルの上でクローズした場合に買いを入れます。ストップロスはサポートレベル(Support(n+1))に設定し、テイクプロフィットは抵抗レベル(Resist(n))に設定します。
- ストップロスの移動:トレーリングを用いてストップロスを無損失ポイントに移動します。
- 売りの条件:1時間足(T-2)が抵抗レベル(Resist(n))をテストし、(T-1)のロウソク足がこのレベルの下でクローズした場合に売りを入れます。ストップロスは抵抗レベル(Resist(n+1))、テイクプロフィットはサポートレベル(Support(n))に設定します。
入力値の設定
以下は、システムで使用する主要な入力値です:
- TgtProfit変数:ストップとプロフィットのレベルを指定し、1から5の値を取ることができます。
- TgtProfit = 1: テストレベル(買い/売り)= Resist1/Support1、ストップロス(買い/売り)= Resist2/Support2、テイクプロフィット(買い/売り)= Support1/Resist1。
- TgtProfit = 2: テストレベル(買い/売り)= Resist1/Support1、ストップロス(買い/売り)= Resist2/Support2、テイクプロフィット(買い/売り)= Support2/Resist2。
- TgtProfit = 3: テストレベル(買い/売り)= Resist2/Support2、ストップロス(買い/売り)= Resist3/Support3、テイクプロフィット(買い/売り)= Support1/Resist1。
- TgtProfit = 4: テストレベル(買い/売り)= Resist2/Support2、ストップロス(買い/売り)= Resist3/Support3、テイクプロフィット(買い/売り)= Support2/Resist2。
- TgtProfit = 5: テストレベル(買い/売り)= Resist2/Support2、ストップロス(買い/売り)= Resist3/Support3、テイクプロフィット(買い/売り)= Support3/Resist3。
- isTradeDay変数:オープンポジションのクローズ方法を決定します。isTradeDayがtrueの場合、オープンオーダーは必ず日末にクローズされます。そうでない場合は、ストップロスまたはテイクプロフィットまで市場に残ります。
- isTrace変数:この変数がtrueの場合、デバッグ用にすべての情報がログファイルに書き込まれます。
テスト結果
この手法を用いた場合、すべての通貨ペアでポジティブな結果が得られたわけではありませんが、主にトレーリングを使用した際に良好な利益率が得られました。