こんにちは、トレーダーの皆さん！
今回は私が自身のニーズに応じて開発したEA（エキスパートアドバイザー）、「ヘッジャー」についてお話しします。まずは、このツールの目的と、特に注意すべき点について説明します。
このツールは以下のものではありません：
- 成功を保証する手法ではありません！もちろん、損失が出ることもあります。これは当たり前のことですが、時々EAを“確実なもの”と考える方がいるようなので、念のためお伝えしておきます。
- 既存の取引や他の通貨ペアに対してヘッジを作成するものではありません。したがって、ポジションのセキュリティを確保するためのものではないという点では部分的に正しいと言えます。この「ヘッジ」が実際に何をするのかについては後ほど詳しく説明します。
- このEAはオーダー配置ツールとして設計されていますが、他の要因に基づいてオーダーを配置するわけではありません。指定されたオーダーの1つが完了したら、作業は終了します。
このツールが試みること：
- 通常よりも「ストップロスレベル」を遠くに設定できるようにします。また、ストップロスが遠くにあっても高い損失を避けることを試みます。オーダーを作成する際、同じシンボル内にヘッジポジションが作成されます。メイン取引が「損失ゾーン」に到達するたびにポジションが作成されます。
- 「試みる」と書いたのは、この「メソッド」には欠点があるからです。「ゼロロスレベル」でのヘッジはスプレッドの影響で難しいです。それを補うために、EAはヘッジのスプレッドを均等化するためにできるだけ早く自動的に調整します。ただし、これが常に可能とは限りません。成功しなかった場合、毎回2倍のスプレッド損失が発生します。
- ヘッジがトリガーされない場合（スリッページやエントリープライスとトリガーポジションの間の小さなギャップなど）、損失が大きくならないようにするための2つのオプションが含まれています：
- 「RiskSL」：アクティブなヘッジがない場合、メインオーダーのストップロスレベルが自動的に定義可能な位置に設定されます。
- 「RiskHedge」：通常のヘッジがトリガーされない場合、メイン取引の損失ゾーンでエントリープライスから約3倍のスプレッド離れたところに新しいヘッジを作成します。このオプションにより、事前に定義したストップロスを維持できますが、このヘッジのストップロスは通常のものよりも高い損失を生じる可能性があります。スリッページなどでこのヘッジが作成されなかった場合は、同様の原則で「RiskSL」がストップロスを定義可能なレベルに設定します。
- 「RiskSLN」は両方のケースでストップロス距離を設定します。整数値！ポイントと掛け算されます。
両方のメソッドを同時に有効にすることは明らかに不可能です。
これが私がこのEAを公開した理由の一つです。どちらを使用するかは取引の時間軸によって異なり、経験に基づくものです。このEAはトレードの知識を必要とします！前述の通り、これはオーダー配置ツールです！
もし誰かがこのEAを試して、どの条件でどれが最適か教えてくれたらとても嬉しいです。
- さらに、EAはトレーリングシステムを使用して損失を最小限に抑えようとします。この機能は損失を最小限にするためのものであり、利益を生むためのものではありません。したがって、ヘッジにはオーダー自体にテイクプロフィットはありません。テイクプロフィットはメインオーダーがストップされたときにトリガーされます。この時、ヘッジとメインオーダーの差は約2倍のスプレッドです。EAは市場価格を非常に小さな距離で「トレイル」し、少なくとも2ポイントを稼ぐことを試みます。この目標を達成するためには、EAに特定のコード行が含まれていますが、詳細には触れません。
- EAのもう一つの機能は、ヘッジが過度の損失を生じた場合に取引を終了することです。これは無効化することも可能ですが、k_aktivierenがtrueに設定されている場合（aktivieren = 有効）、この機能が有効になり、ヘッジが4回損失を生じた場合には全取引が終了します。すぐにすべてが停止されるわけではなく、少なくとも7倍のスプレッドの距離でメインオーダーのテイクプロフィットが設定され、いくらかのお金を取り戻すことができます。
- 最後の機能は75-50ルールです。これはデフォルトで無効になっていますが、Regel_75_50を通じて有効化可能です。このルールは、メインオーダーのテイクプロフィットとエントリープライスの間の距離を測定します。市場価格がその距離の75%に達すると、メインオーダーストップロスがその距離の50%に修正されます。
重要な注意事項：
このEAはOrderSelect ->