MQL5ウィザードでのトレード信号作成:強気・弱気包み線とストキャスティクスを活用したシステムトレード

Mike 2011.03.10 19:54 26 0 0
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こんにちは、トレーダーの皆さん!今日は、MQL5ウィザードを使って、強気・弱気包み線を基にしたトレード信号をどう作成するかをお話しします。このウィザードを使えば、簡単にエキスパートアドバイザー(EA)を作成でき、自分のトレードアイデアをすぐに試すことができます。

まず、トレード信号のクラスを作成する必要があります。このクラスの構造や具体的な例については、こちらのMQL5ウィザード:トレード信号のモジュールを作成する方法の記事を参考にしてください。

1. 包み線パターンについて

1.1. 強気包み線

強気包み線は、下落トレンドの中で、小さな黒いローソク足の後に大きな白いローソク足が完全に覆いかぶさるパターンです。このパターンが形成されると、買いシグナルとして注目されます。具体的には、前日の黒いローソク足を完全に包み込む形になります。

強気包み線パターン

Fig. 1. 強気包み線パターン

このパターンの認識は、CheckPatternBullishEngulfing()メソッドによって行われます。以下はそのコードの一例です:

//+------------------------------------------------------------------+
//| 強気包み線パターンのチェック |
//+------------------------------------------------------------------+
bool CCandlePattern::CheckPatternBullishEngulfing() {
    //--- 強気包み線
    if ((Open(2) > Close(2)) && // 前のローソク足が弱気
        (Close(1) - Open(1) > AvgBody(1)) && // 強気のローソク足が平均より大きい
        (Close(1) > Open(2)) && // 強気のローソク足の終値が弱気の始値を上回る
        (MidOpenClose(2) < CloseAvg(2)) && // 下落トレンド
        (Open(1) < Close(2))) { // 強気のローソク足が弱気の終値より低い
        return (true);
    }
    return (false);
}

このメソッドを使って、強気包み線パターンをチェックします。

1.2. 弱気包み線

弱気包み線は、上昇トレンドの中で、小さな白いローソク足の後に大きな黒いローソク足が現れるパターンです。これも前日を完全に覆い隠す形になります。

弱気包み線パターン

Fig. 2. 弱気包み線パターン

このパターンの認識は、CheckPatternBearishEngulfing()メソッドによって行われます。

2. ストキャスティクスによるトレード信号の確認

トレード信号を開くためには、ストキャスティクスオシレーターによって確認する必要があります。%Dラインが30または70の重要なレベルを越えることが求められます。

ポジションを閉じるタイミングは、%Dラインの値によって決まります。以下の2つの場合にポジションを閉じます:

  • %Dラインが反対の重要なレベル(ロングの場合は80、ショートの場合は20)に達した場合
  • 逆のシグナルが確認されない場合(%Dラインが20または80に達した場合)

ストキャスティクスによるトレード信号の確認

Fig. 3. ストキャスティクスによるトレード信号の確認

トレード条件をチェックするためのメソッドは以下の通りです:

  • int CBE_BE_Stoch::LongCondition() - ロングポジションを開く条件をチェック
  • int CBE_BE_Stoch::ShortCondition() - ショートポジションを開く条件をチェック

3. MQL5ウィザードを使用したエキスパートアドバイザーの作成

CBE_BE_Stochクラスは標準ライブラリには含まれていませんので、使用するにはacbe_be_stoch.mqhファイルをダウンロードし、クライアントターミナルの指定フォルダに保存する必要があります。その後、MQL5ウィザードを使ってエキスパートアドバイザーを作成します。

MQL5ウィザード

Fig. 4. MQL5ウィザードの使用

次にエキスパートアドバイザーの名前を指定し、トレード信号のモジュールを選択します。これにより、強気・弱気包み線とストキャスティクスを基にしたトレード信号を使ったシステムが完成します。

詳細なコードや設定方法は、実際に作業を進めながら確認してみてください。成功するトレードを目指して頑張りましょう!

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