グリッドやマーチンゲール戦略におけるロットサイズや取引数は非常に重要です。
私たちは常に、特定の銘柄がレンジゾーン内でどのような動きをしていたのか、価格がレンジゾーン内で何回バウンスしたのかを考えます。
これを私は「バウンス数」と定義しています。このバウンス数は、マーケットの任意の銘柄の歴史を統計的に分析することで計算できます。
具体的に見ていきましょう。画像1をご覧ください。

画像1: バウンス数の定義、その目的と応用
この画像は、価格の動きがバウンス数ツールの統計をどのように生成するかを示しています。ツールの遅延を発生させないように、EAとして生成し、スリープ機能を使用しています。この機能により、ツールの入力に設定したキャンドル数が多い場合でも、チャートがクラッシュしにくくなります。
次の画像(画像2)は、ツールの非常に簡潔なグラフィカル構造とそのオブジェクトの意味を示しています。

画像2: バウンス数の統計。
ツールの使用法:
画像2を参考に、バウンシングチャネル半高さを600ポイントに設定した場合:
- この銘柄には、1から6までの6つの異なるバウンス数があります。
- バウンス数2は、価格がバウンスチャネルの中間から始まり(高さ2 * 600 = 1200ポイント)、上に移動し、赤と青のラインにそれぞれ1回当たってからTP=1200ポイントに到達します。バウンス数5の場合、価格はチャネルの中間から始まり、赤に2回、青に3回当たるか、逆に赤に3回、青に2回当たってからTP=1200ポイントに到達します。他のバウンス数についても同様です。
- バウンス数7はないため、赤と青のラインの間で7回バウンスすることはありません(1200ポイントの距離)。ツールの入力で選択された全履歴の中で、7回のバウンスを見つけるチャンスは、もっと多くの歴史データ(最大のロックバックキャンドル数)を選択すれば増えます。しかし、9020の価格ヒットTPの合計項目の中でも、6回のバウンスのチャンスは22回です。
ツールの入力内容:
- 最大ロックバックキャンドル数: 他のスキャンツールと同様に、このセルに設定する数については注意が必要です。メモリのクラッシュを避けるために、劇的に増やさないようにしましょう。
- 時間足: チャネルの限界からバウンスを見つけ、TPラインに触れるために使用するキャンドルの時間足。薄いチャネルには低い時間足を使用してください。何を設定するか分からない場合は、M1時間足を使うのが良いでしょう。
- バウンシングチャネル半高さ: これは赤と青のラインから緑のラインまでの距離です。ポイント単位です。
- チャートの背景色
- バーチャート色1/バーチャート色2: 統計バーを少しおしゃれに見せるための色設定です。
- カウントセルの色
- バウンス数セルの色
- ローディングバーの色: 計算中に、このローディングバーはユーザーが作業が行われているかどうか、計算の速度を知る手助けをします。
さらに、画面からの歴史キャンドルの数を入力するためのボタンが追加されています。